桜が咲く頃

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夢をみてたのかもしれない。
そこは朝のいつもと変わらない自分の部屋だった。
喜びの感覚。それだけが残っている。
どんな夢を観ていたのかはわからない。
でもそんな日はなにかいいことがありそうだ。
いつもと違う服を着て出かけてみようと思う。
きっといいこがある。
これがげんを担ぐってことかな。
なんなら靴下をひっくり返してはいてみようか。
普段思いつかないことが思いつくかもしれない。
小さくまとまってはいけない。
なんで？
なんででしょう。だれか偉い人がいってたから？
偉いってなんだ？
私が認めたひとならまだしも、私が認めていない偉い人では
わたしにとっては偉い人ではないのだ。

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